2017年12月23日土曜日

日本超音波医学会第47回北海道地方会

北海道大学学術交流会館 2017/12/23
投稿者:廣川直樹

 昨年末2017年12月23日(土)に開催された日本超音波医学会北海道地方会で優秀演題賞をいただきました。

 超音波を用いた安全なCV穿刺ルートを目指した研究です。 Realtime Virtual Sonographyにより穿刺をして、CT画像との対比から安全な穿刺ルートとなる超音波画像を解析しました。研究結果の超音波所見を持っての穿刺では、深い穿刺でも安全である可能性が高いことを示しました。
 
 CV穿刺では、リアルタイム超音波ガイド下でさえ死に至る重篤な機械的合併症が未だ多く、医療事故の再発防止に向けた提言が日本医療安全調査機構の第1報として取り上げられたほどです。
 
 発表後の会場でも研究内容に対して好意的なお声がけをいただきましたが、学会最後の賞の授与式はもちろんのこと、演題賞のことさえ頭になかったため、賞状が送付されてきて初めて気づかされ、びっくりしたと同時に、チームや当科教室員の協力があっての賜物ですので、そのことに感謝の気持ちがわいてきました。ありがとうございました。この感謝の気持ちを持って、患者さまにこの研究結果を引き続き還元していきます。

 今回のことが、チームならびに当科の先生への研究に対する前向きな気持ちの鼓舞になったら幸いに思います。私も謙虚に研究を続けます。

2017年8月26日土曜日

第21回北海道緩和医療研究会

ホテル札幌芸文館 2017/08/26
投稿者:北川未央

 このたび機会を与えていただき、第21回北海道緩和医療研究会でのシンポジウム「骨転移への対応」で発表させていただきました。

 私に与えられたテーマは、骨転移における放射線治療の役割および注意点でした。骨転移による症状は患者のQOLを低下させることが知られています。症状出現時はオピオイド等の薬物療法での対症療法が不可欠ですが、同時にその原因となる病変への局所療法が骨転移治療における大きなポイントとなります。そこで放射線治療がクローズアップされているのです。

 今回、骨転移への緩和放射線治療の役割としては
  1. 疼痛緩和 
  2. 病的骨折予防 
  3. 脊髄圧迫による麻痺予防・改善
の3点に分けて発表しました。

 近年、単回照射や再照射でのIMRT使用が増えてきており、当院でも積極的に試行していますが、適応症例を考えながらおこなっていくべきと考えています。私自身、勉強中の身ではありますが、今回骨転移のevidenceや当院での治療経験についてまとめる機会をいただき、改めてより早期に治療効果の得られる骨転移診療を目指したいと思いました。

 私以外にも整形外科、リハビリテーション科、看護部門からの発表もありましたが、がん診療においては部門を隔てないチーム医療が重要と思います。可能であれば当院でも放射線治療科が緩和医療のチーム化に貢献できる日が来ればと考えています。

2017年6月16日金曜日

第136回日本医学放射線学会北日本地方会

山形テルサ 2017/06/16
投稿者:小塚陽介

 2017年6月16日に山形で行われた、第136回日本医学放射線学会北日本地方会・第81回日本核医学会北日本地方会に出席しました。


 新千歳〜山形の直通便は1日に1便しかなく、旅路の確保になかなか労を要しましたが、医局秘書さんや他先輩の御助力をいただきながら参加させていただいたことに感謝します。

 デビュー発表ということで、発表が終わるまで緊張が続きましたが、座長の先生をはじめとしてとても温かい雰囲気の中無事に症例報告を終えることができました。もう少し時間に余裕をもたせた進行・発表にすればよかったかもしれない…などなど個人的な反省点はいくつかありますが、今後発表の機会があった時に生かしていければと思います。サポートに付いてくださったU先生、改めてありがとうございました。

 子宮筋腫に対する他病院でのUAE導入の状況、血管肉腫の症例報告、卵巣系捻転の画像所見の検討、IPF合併肺腫瘍に対する陽子線治療など、放射線科分野全体にわたり様々な情報交換および勉強をすることができました。今後の自身の知識に蓄えつつ、成長していければと思います。

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