2014年9月20日土曜日

東日本がんプロ合同シンポジウム

富士フィルム秋葉原プラザ 2014/09/20
投稿者:高田優

 平成26年9月20日に秋葉原の富士ソフトアキバプラザで東日本がんプロ合同シンポジウムが開催され、その中で講演をする機会を得られ、参加してきました。医療系を志している高校生などの学生、一般の方を対象に、がん治療について東
日本の外科医や内科医、緩和ケア医、放射線治療医が講演、内視鏡検査や腹腔鏡の模擬体験などが行われました。 その中で結果的に放射線治療 医を代表する形となっていました。今まで同業者が集まる学会や院内勉強会などでしか発表の経験がなく、高校生向けにわかりやすく説明をしなければならないということに緊張して当日を迎えましたが「放射線治療ってなに?」というテーマで総論を話し、会場の参加者にある程度放射線治療の魅力を伝えられたかなと思います。

 その前に参加者の質問に医師が回答する対話コーナーというものにも参加させていただき、東北大学の神宮教授と一緒に放射線治療 についての質問に答えました。コーナー終了後に直接質問に来る学生もいて、僕らの分野に興味があることに喜びと驚きを感じながら最大限アピールしてきました。今回の活動が将来的に放射線治療医の増加に少しでも貢献できれば・・・それを祈っています。

 最後に会を主催された事務局の方々(写真提供ありがとうございます)、講演の機会を与えていただいた坂田教授、スライド作りをアドバイスいただいた諸先生に深くお礼申しあげます。ありがとうございました。

おまけ

前日に宿泊したホテルの方から勧められた自慢の客室「鉄道ルーム」。足元に広がる本格的鉄道ジオラマ


2014年8月30日土曜日

第16回放射線腫瘍学夏季セミナー

日光東照宮 2014/08/30-31
投稿者:福島悠希

 今回私は2014/8/30,31に栃木県日光市で行われた第16回放射線腫瘍学夏季セミナーに参加してきました。会場はなんと日光東照宮の中の社務所で行われ、途中には東照宮の宮司さんによる講演もありました。世界遺産の中で放射線治療の学会が行われることはこれまでも、そして今後も機会がないのではないかと思います。また8月の下旬であり猛暑が懸念されましたが幸いにも過ごしやすい気温でした。しかし300人程度が参加した本学会会場は若手放射線治療医の熱気であふれていました。

 講義内容は全分野にわたり教育的な内容が多く、非常に勉強になった2日間でした。今回は頭頸部領域や食道領域、前立腺領域の講師はそれぞれの外科医が担当しており、各領域の最新の知見もあわせて深めることができました。最新のエビデンスが次々と発表される放射線治療領域において、学会に参加し知識をアップデートするのは非常に大切なことと思います。

 来年は同時期に金沢市で開催されるようなので、ぜひともまた参加したいです。今年は1人で少し寂しかったので来年はどなたか一緒に行きませんか?


2014年7月11日金曜日

第43回放射線による制癌シンポジウム & 第52回JASTRO生物部会学術大会

メルパルク京都 2014/07/11
投稿者:染谷正則

 京都で2日間かけて、1日目は制癌シンポジウム、2日目はJASTRO生物部会が行われましたので参加してきました。放射線によるDNA損傷と修復を研究テーマとしてやってきている私にとって、とても楽しみな学会の1つです。

 制癌シンポジウムには「基礎と臨床の対話」というサブタイトルがあり、基礎研究で得られた知見をどのように臨床応用するか、または臨床で得られたデータからどのようなメカニズムであるかを実験室レベルで基礎的に検証するか、という事が重要なテーマとなっています。

 1日目の中では最後の脳腫瘍のセッションを興味深く拝聴しました。悪性神経膠腫の治療戦略として、放射線の線量増加をIMRT(強度変調放射線治療)でどのように行っていくか、テモゾロマイドやベバシズマブといった薬剤の併用の問題や、放射線脳壊死の治療、ベバシズマブによる一過性の血管透過性亢進が原因と思われるpseudoprogressionといった現象についてなど、非常に勉強になる内容でした。

 私は2日目の生物部会において、「末梢血リンパ球を用いた、前立腺癌放射線治療後の直腸出血の予測について」というタイトルで研究発表をしてきました。2日目の最後の演題であった事もあり先に帰ってしまった参加者が居た事は少し残念でしたが、最後なので時間ギリギリまでたっぷり使って話したい内容をすべて話す事ができので、気分はすっきりしました。

 来年はICRRという4年に一度の国際学会に合わせてまた京都で併催されるため、来年も是非参加して研究報告を行い、海外の研究者にもアピールしたいと思っています。

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