2018年4月13日金曜日

JRC2018①

パシフィコ横浜 2018/04/12-15
投稿者:奥田洋輝 

 第77回日本医学放射線学会総会に参加してきました。放射線治療科・診断科医師だけでなく放射線に関わる技師を中心とした物理学会学術大会も合同で開催するため非常に参加者が多く、例年通りパシフィコ横浜という大きな箱での開催となりました。

 教育講演を中心に参加してきましたが、新規で得られる知識が多く未熟であることを実感しました。ただ、以前は興味をもてなかった当科では行っていない手技についても集中して勉強することができ、また、‘item’という総合国際展示にも足を運ぶ余裕が今年はありました。今回初めてitemに参加しましたがこちらも非常に盛況で会場を埋め尽くさんばかりでした。各メーカーからCT、MRIやangio装置が出展され、PACSなどのシステムや放射線防護板まで最新機器の展示が行われていました。

 もともと放射線科は機械のウェイトを占める割合の多い科であるため、こういった最新機器や情報を積極的に取り入れないといけません。最新情報では特に今回AIをテーマにした講演やシンポジウムが目立ちました。皆の関心が高く、関連するランチョンセミナーの整理券はすぐなくなり、立ち見も出るほどでした。AIは特に診断部門において直結しており、なかでも肺や脳を中心に開発が進んでおりdetectだけでなく鑑別や診断レポートの元となる文章も自動で作成される日もそう遠くないようです。海外だけでなく国内でも着々とAI開発が進んでおり、今のうちから共生可能な技術を身につけなくてはならないと感じた大会でした。

2018年2月24日土曜日

第44回北海道頭頸部腫瘍研究会

北海道がんセンター 2018/02/24
投稿者:青木友希

 2018年2月24日に北海道がんセンターで開催された第44回北海道頭頸部腫瘍研究会に参加しましたので、報告させていただきます。

 今回私は当院での喉頭癌の治療成績について発表する機会を頂きました。全部で89症例の比較・検討を行いましたが、これぐらいの症例数の解析を行うのは初めてだったため、中田先生をはじめとして、たくさんの先生方にご協力頂きました。この場を借りて、お礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 発表本番は会全体が和やかな雰囲気で進み、時間もやや押していたため、あっさりと終わりました。また、会場内に放射線治療医の先生があまりいらっしゃらなかったのもあり、突っ込んだ質問はなく、ほっと胸をなで下ろしました。
 
 他の方の発表としては、耳鼻科・歯科口腔外科領域の手術の話や強度変調陽子線治療についてなどがあり、大変勉強になりました。手術の話は実際の手術中の動画を流している先生が何人かいて、普段見ることがないためとても新鮮でした。


 この研究会は初めて参加しましたが、他領域の先生達のお話を聞くことはとても刺激になりました。また機会がありましたら積極的に参加していきたいと思います。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

2017年12月23日土曜日

日本超音波医学会第47回北海道地方会

北海道大学学術交流会館 2017/12/23
投稿者:廣川直樹

 昨年末2017年12月23日(土)に開催された日本超音波医学会北海道地方会で優秀演題賞をいただきました。

 超音波を用いた安全なCV穿刺ルートを目指した研究です。 Realtime Virtual Sonographyにより穿刺をして、CT画像との対比から安全な穿刺ルートとなる超音波画像を解析しました。研究結果の超音波所見を持っての穿刺では、深い穿刺でも安全である可能性が高いことを示しました。
 
 CV穿刺では、リアルタイム超音波ガイド下でさえ死に至る重篤な機械的合併症が未だ多く、医療事故の再発防止に向けた提言が日本医療安全調査機構の第1報として取り上げられたほどです。
 
 発表後の会場でも研究内容に対して好意的なお声がけをいただきましたが、学会最後の賞の授与式はもちろんのこと、演題賞のことさえ頭になかったため、賞状が送付されてきて初めて気づかされ、びっくりしたと同時に、チームや当科教室員の協力があっての賜物ですので、そのことに感謝の気持ちがわいてきました。ありがとうございました。この感謝の気持ちを持って、患者さまにこの研究結果を引き続き還元していきます。

 今回のことが、チームならびに当科の先生への研究に対する前向きな気持ちの鼓舞になったら幸いに思います。私も謙虚に研究を続けます。

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