投稿者:北川未央
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4/15は当科の中田先生から機会を頂き、JCOG0403/1408合同会議に参加させていただくことができました。当科はJCOGの放射線治療部門の参加施設に認定されており、上記の肺癌定位放射線治療に関する臨床試験や、頭頸部癌、婦人科癌などの臨床試験に数多く参加しています。
私は当科でのJCOG1408の登録進捗状況について発言機会を頂きました。肺癌定位放射線治療は手術と同等の治療成績を挙げられている論文も数多く、当科でも治療件数が増えてきておりますが、JCOG参加施設に認定されている基幹病院だけでなく他の関連施設でも近年実施されることが増えてきた現状があり、現状の臨床試験登録数に反映されていることを痛感しました。放射線治療が浸透し、とても喜ばしいことではあるのですが、臨床試験では現状の治療成績をより改善すべく線量増加など様々な試みを行う目的があります。当施設および関連施設へ臨床試験の重要性を今一度訴えていく必要があるのだと感じました。
最終日4/16の指導者講習会では、新専門医制度について学びました。各科いろいろ議論はされているようですが、放射線科はやはり総合修練が可能な基幹病院で基本的に研修するのが望ましいと思いました。専門医取得は必ずしも義務ではありませんが、診療面の質担保には不可欠と考えます。
今回の息子へのお土産はプラレールグッズでした。東京駅のプラレールショップは相変わらず混雑しており、一番疲れたひとときでした。
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