謎の構造物。昇降式可動橋か何かですか。 |
学会3日目は昨日と打って変わって快晴に。この日の目玉は特別企画3『近未来の放射線治療 -AIとともに』でした。内容は多岐に渡っていて、案内ロボットから治療計画支援まで合計6つの演題がありました。各演題に入る前にちょっとしたオープニングがあり、少し凝ったスライドショーが流れ雰囲気はばっちり、という感じ。しかしこの企画は、具体性のある内容は少なめで、深層学習の可能性や誤解、導入のアドバイス等についてざっくりと言及するものが多く、正直、拍子抜けしてしまった。
要望演題6『AI/Radiomics・ビックデータ』のセッションの方が、いくつか興味そそられる内容があった。例えば、画像特徴の視覚化にヒートマップを用いている発表が面白かった。後で調べてみたが、これはCAM; class activation mappingというらしい。自分も画像解析したら是非実装してみようと思う。
閉会式の様子。来年はオリンピックとJASTROが札幌に来る。 |
水増しを巡る水掛け論は、今後もまだまだ続くと予想します。
ランチョンセミナーは、日本泌尿器内視鏡学会総会と合同で開催した、有明病院の吉岡靖生先生のハイドロゲルスペーサーのお話が大変面白かったです。アンカー挿入を局所麻酔でやるかどうかについては当科でも議論したことがあったので、今後の診療の参考にしたいと思いました。
他、放射線防護や医療倫理などの講習も受け、JASTROは無事終わりました。来年は札幌で開催です。それまでにパワーアップしたいと思います。
最後は行けるところまで普通列車で帰りました。古見(こみ)駅にて。 |
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