2021年8月16日月曜日

Information Sessions 2021

This article is written by Dr. Shoh Mafune, a radiation oncologist at Sapporo Medical University Hospital.

  Our department has information sessions twice a year for our residency program. I am in charge of promoting them each time. This poster, which looks like some packages of LEGO bricks, was created by me in July 2021 and was very well received on campus.


 In that summer, my niece and I were always playing with LEGO to make her houses and cars. One day I built a LINAC, linear accelerator, with bricks and its mechanical movements excited her a lot. This event inspired me to try to build a more elaborate LINAC of LEGO.


  Lego Digital Designer (LDD), an official model builder with virtual LEGO bricks, and Studio 2.0, an integrated photo-realistic rendering tool, help me build this. I exported a list of the parts needed and ordered them online.


  A box of 345 blocks arrived from the store in three days. I was as excited as my niece and built the LINAC in just one hour. After photographing the green background with a full-frame digital SLR camera, I began to create the poster by Photoshop.


  I'll try to make something interesting with LEGO again.

***

Shoh Mafune, M.D.
Resident (Radiology)
Medical School: Sapporo Medical University
Internship: Aizawa Hospital
Radiology Residency: Sapporo Medical University

2021年7月14日水曜日

放射線治療科教室説明会2021夏 学内ポスター

 お久しぶりです。札幌医大病院放射線治療科レジデントの眞船です。昨年度は関連施設の市立札幌病院で修行させて頂き、この春に再び大学病院に戻ってきました。大学病院も市立病院もまだまだコロナ患者治療の渦中にありますが、学生さんや見学生の姿もちらほら見かけるようになり、以前のような日常を徐々に取り戻しつつあります。

 さて、今年の教室説明会のポスターですが、レゴブロックを題材にして作ってみました。


各方面、特に放射線治療に携わる多くのスタッフから御好評頂きました。ありがとうございました。

 私事ですが、5歳になる元気いっぱいの姪っ子がおり、最近レゴブロックに夢中になり始めました。創造と破壊の相手をしていたところ、ふと、治療装置を作ってみたいと思いました。次第に、姪っ子よりもいい歳したおっさんが夢中になり、ブロックが詰まった段ボールに手を突っ込んでじゃらじゃらと部品集めする事態に。こうして完成した作品がこちら。


なかなか良い感じ。色々な回転パーツを使って3軸に動かせるだけでなく、CBCTも展開できるのが楽しい。今年のポスターはこれだ、と閃いたわけです。

 アイディアが浮かんだら吉日。睡眠時間を削って作業開始です。まずはLDD (Lego Digital Designer)というソフトウェアを使ってリニアックを設計します。回転部分がうまく動作するかいまいち自信を持てず、ざっくりとしたパーツリストを出力して、専門の通販サイトで部品の発注をします。各ブロックが袋に詰められて届くので、実際に組み立ててみながら微調整していきます。


LDDは使い勝手が良いソフトですが、既にアップデートが止まっており、描画機能が弱いという欠点があります。そこで設計データをStudio 2.0というソフトに読み込ませ、イメージショットを打ち出します。深層学習の練習用に組んだPCを用いて、GPU accelerationをガンガン使いながらレンダリングさせます。IMRT計算と一緒ですね。


おお、いいね。格好いい。しかし絵が綺麗すぎる余り、無機質的で現実味を感じにくい。せっかく手元に実物があるのに。レゴの良いところは、もっと身近な存在で、幼い頃に遊んだ懐かしさにあるはず。ここはレトロに写すべく、実物を撮影してみた方が良さそう。

 医師兼カメラマンである父親の助けを借ります。フルサイズ一眼とグリーンバックを用意し、ライティングを調整しながら撮影会です。


あとはPhotoshopで仕上げを行い、ポスターは完成です。いつもより若干の手間を要しましたが、一連の工程は大変おもしろいものでした。

 振り返ってみると、治療装置の模型を作ってみようという閃きが、実は放射線治療医としてとても意味深いものだと気付かされました。それは、各部品がどういう目的で作られ、なぜそのようなデザインになっているかを紐解く作業に他ならなかったのです。市立病院で研修していた際に治療装置の更新があり、解体や組立に立ち会った経験も生きたのだと思います。

 次回もまた、面白いポスターでこの放射線治療界隈を盛り上げていこうと思います。頑張ります。

2020年11月12日木曜日

放射線治療科教室説明会2020秋 学内ポスター

 眞船しか投稿していないけど、それでもめげないレジデントの眞船です。関連施設の市立札幌病院で研修させて頂き、もう4ヶ月近く経ちました。外来診療、病棟管理、治療計画の3つをこなしながら過ごしてきました。最近やっと、放射線治療の基本が分かってきたところでしたが、ここ1ヶ月は心臓放射線治療をめぐって海外との合同カンファレンスの準備に追われたり、地方会に向けてコロナによるがん診療への影響を調べたりと、外来と病棟でいっぱいっぱいな日々が続いていました。池田先生、中田先生、困ったときにいつも助けてくれて本当にありがとうございました。

 そんな中、市立札幌病院で稼働している2台の治療機器のうちの1台が、静かに退役されました。VARIAN製(現・SIEMENS)のClinac 600というCアーム型リニアック(線形加速器)で、17-18年もの間、がん患者さんたちを治療し続けてきました。最後の患者さんを治療した後、放射線治療室で働くスタッフの皆さんと記念撮影しました。その写真を元に、今年の勧誘ポスターを作成しました。


 テーマはCyberpunkと呼ばれる1980年代に流行したSF思想。映画『Blade Runner』(1982) に代表されるような未来的な世界観で、最近では『Cyberpunk 2077』や『Cloudpunk』といったゲームでも扱われています。

 放射線治療領域で "cyber" というと、古くからコバルトを用いた脳腫瘍用の治療機器の接頭語として使われてきました。どう文字るべきかかなり悩みましたし、別に "cyberpunk" そのものは誰の商標でもないので、そのままでもいいかと思いましたが、学生にも通じやすい方が良いだろうと考え、"cybermedic" としました。中田先生からは「格好良くしてよ。変なのやめてよ」というリクエストを頂きました。しかし、自己陶酔したような格好良さを描いては、いつもお世話になっている他科の先生方を若干イラッとさせてしまうことは想像に難くありません。やはりここは、

(なんかよくわからんけど、まーた凄いの作ってきたなアイツら…)

という感情に落ち着かせながら院内の治安を維持し、一方で学生が見入るようなポスターを目指す必要があります。また、放射線治療はコンピュータを操りながら行う医療ですので、cyberpunkな学生が興味を持ってくれれば本望この上ありません。

 今年は僕個人の都合で、IVRチームをテーマに扱ったポスターを作ることができませんでした。来年度はまた復活させる気でいますので、乞うご期待ください。

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  ご無沙汰しています、札幌医科大学放射線医学講座のフェローの眞船です。卒論がなかなかacceptされず博士号が取れずにいます。😇 それはさておき、今年も教室説明会のシーズンがやってきました。近頃この仕事も若手に譲りつつあり、あと幾度携われるか分かりませんが、引き続きよろしくお...

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